伊丹市職員労働組合のブログ

伊丹市職員労働組合の活動の記録

「わかりあえなさ」や「嫉妬」と向き合うために-朱喜哲『バラバラな世界で共に生きる』×山本圭『嫉妬論』

伊丹市職員労働組合では、職員交流の一環として学習会を開催しています。7月と8月は「他者」をテーマに、朱喜哲『バラバラな世界で共に生きる〈わかりあえなさ〉から始める哲学』と、山本圭『嫉妬論-民主社会に渦巻く情念を解剖する』を取り上げました。
朱喜哲さんは、リチャード・ローティの哲学を手がかりに、「同じ価値観を持つから連帯できる」のではなく、異なる価値観を持ったままでも、会話を続け、一緒に生きていくための「連帯」を考えます。
一方、山本圭さんが取り上げるのは「嫉妬」という、誰もが無縁ではいられないけど向き合いたくない感情です。嫉妬は他人との比較から生まれ、「正義」や「平等」と結びついています。また、「嫉妬なきユートピア」は、「嫉妬のディストピア」を招くとされ、嫉妬との向き合い方が重要となります。
考えてみれば、私たちが働く職場においても、「わかりあえない」ことや「比べてしまう」ことからは無縁ではありません。
立場や仕事、経験、価値観が違えば、意見が食い違うこともあります。また、同僚の評価や処遇をうらやましく思うこともあると思います。
そのような環境において、互いに敵対するのでも足を引っ張り合うのでもない仕方で、どのようにして「共に働く」ことができるか、今回の学習会ではこうしたことも参加者同士で話し合いました。
労働組合は、賃金や労働条件を要求するだけの場ではありません。私たちがどのように働き、どのように他者と関わり、どのような職場や社会をつくっていくのかを考える場でもあります。
伊丹市職員労働組合では、これからもさまざまな本やテーマを通じて学び、組合員同士で考え、語り合う機会をつくっていきます。ぜひ気軽に参加してみてください♪

 

 

 

カスタマーハラスメントの取組について(総務省通知)

2026年7月31日、総務省は通知「「『職員向けカスタマーハラスメント対策マニュアル』作成のポイント集」の送付及びカスタマーハラスメント対策の取組について」を発出しました。 

www.soumu.go.jp

 

伊丹市職員労働組合では、カスタマーハラスメントの対策を早くから訴えてきており、伊丹市においてはすでに「伊丹市職員に対するカスタマーハラスメント対策基本方針」が策定され、様々な対策の取組を進めています。

 

www.city.itami.lg.jp

 

今回の総務省通知も参考にしつつ、職場の実態に即した内容となるよう、必要に応じて見直しを求めていきます。

 

市職労ニュース(2026年8月24日No.3)

市職労ニュース(2026年8月24日No.3)を発行しました。

今回は、近年注目されている「静かな退職」を取り上げました。

「静かな退職」は、単に「仕事をしない」ということではありません。その背景には、燃え尽きや仕事への諦め、成長を実感できないことなど、さまざまな要因があります。

そのため、「静かな退職」を職員個人の問題として捉えるのではなく、職員が安心して働き、協力しながら力を発揮できる職場とは何かを考えることが大切です。

ぜひ記事本文をご覧ください。

市職労ニュース(2026年8月24日No.3)