伊丹市職員労働組合のブログ

伊丹市職員労働組合の活動の記録

青木真理子「ちょっと始めてみませんか?やらざあ、自治研ルネサンス!」(『月刊 自治研2022.9』①)

『月刊 自治研2022.9』は、静岡自治研特集号です。今年は伊丹市職労の役員が現地参加を予定しており、自治研活動普及のため、本ブログでもこの特集号を取り上げていきたいと思います。

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青木真理子さんは、静岡自治研のコンセプトを取り上げ、自治研の歴史や意義について説明しています。今回の自治研集会は静岡で開催されますが、「静岡は自治研活動をその節目において活性化させてきた、まさに転換点でもある」(17)とのことです。

具体的には、①静岡で初めて開催された1961年の第5回自治研集会の中で報告された、四日市公害の実態調査を行った結果についてのレポートにより、ジャーナリズムが動き出した、②「ごみの分別収集」が、1976年に沼津市の若手職員の発言をきっかけとした職場自治研活動からはじまった、ということです。

このような静岡の地で自治研集会が開催されるにあたって、青木さんは「この静岡自治研を通じて、地域を守り、住民とむき合った公共サービスのあり方について、自治研活動の初心に立ち返りながら、みなさんと一緒に考えていきたいと思います」(17)と語っています。私たち市職労も、現地とオンラインでの参加を通じて、これからの自治研活動と公共サービスの在り方について考えていきたいと思います。