伊丹市職員労働組合のブログ

伊丹市職員労働組合の活動の記録

篠田徹「自治研活動の次世代担い手づくり」(『月刊 自治研2022.9』②)

篠田徹さんは、「第1分科会 自治研入門!来たれ、地域の新たな主役」に関する論考で、自治研活動を次のように説明しています。

自分の仕事や関心があることを通じて、それに関わる人たちと良い時間を過ごしたいと思い、それを好きな時に好きなようにする。(18)

そして、「そこで大事にされるべきことは、自分や自分達の自由な発想とスタイルです」(18)と指摘しています。つまり、自治研活動においては「自由」がキーワードの一つになります。

もちろん、自由であるがゆえに、やってみてうまくいかないことや苦労することもあるかもしれません。でも、試行錯誤を繰り返し、持続可能な形で取り組んでいくことが自治研においては大切で、それは「スポーツに似ている」(18)と篠田さんは語っています。

そして、「労働組合は、労働組合自身に自分たちで自分たちの働き方を良くするために力を合わせる機会を与えてくれる」ものであるから、「まちづくりに労働組合の力を生かしたい」という思いから、「組合組織率100%のまちづくり」を構想し、さまざまなアイデアを提示しています(19)。「これがぼくの自治研」(19)である、と。

「マイ自治研」を楽しんで取り組むはじめの一歩となる論考です!