2023年11月13日(月)に令和5年度第2回賃金小委員会・市労連勤務環境研究委員会が、11月15日(水)に令和5年度第3回賃金小委員会・市労連勤務環境研究委員会が開催されました。
第2回の委員会では、令和5年人事院勧告の説明と、伊丹市の12月期末勤勉手当支給額や2024年度以降の期末勤勉手当、給与改定表配分表等の案が示されました。また、会計年度任用職員の処遇改善の内容について説明がありました。
期末勤勉手当及び給料表については、人事院勧告に準拠したかたちでの改定であり、今までの組合側の要求を一定反映された内容です。
一方、当局から説明があった会計年度任用職員の処遇改善内容については不十分であり、正規職員相当の改善及び4月遡及を改めて訴えました。
この組合側からの意見を受けて、第3回の委員会では、当局から組合の要求には満たないものの、一定の改善案が示され、4月に遡って支給を行う旨の説明がありました。
あわせて、会見年度任用職員の給与体系のあり方を検討していくという提案がありました。2020年度の会計年度任用職員制度導入に際して労使合意に至った経緯も踏まえ、今後検討していきたいと思います。
当局からの申入れについても説明がありましたが、これらは拙速に見直し等を行うべきではなく、しっかりと労使協議を行う必要性があるという組合側の認識を伝えました。
その他、今回の勧告・報告を踏まえて、柔軟な働き方が実現できる取り組み・制度設計について意見交換を行っています。
明日11月16日が交渉日ですが、交渉に向けて引き続き協議を行い、職員全員の処遇改善に向けて取り組みを進めていきます！
