伊丹市職員労働組合のブログ

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大槻拓美「私を起点に考えるSDGsと地方創生」(『月刊 自治研2022.9』⑪)

静岡自治研の第9分科会は「SDGs×生活×自治研」というテーマのもと、午前の部では「私のSDGs」と題して、レクチャーや参加者同士での対話を通じたワークショップが行われます。

この分科会のポイントは「私のSDGs」という言葉そのものにあります。大槻拓美さんは、SDGsと地方創生について、「「私(自分自身)を起点にして考える」ことが重要」(36)として、次のように述べています。

自分自身の一体感、納得感を大切にするからこそ生まれる発想力と行動力とが、「SDGs」と「地方創生」がめざす持続可能な社会やまちづくりに繋がるのではないだろうか。(37)

取り組みを「持続可能」なものとするためには、「私(自分自身)」が「納得」して行動していく必要がある、これは本当にその通りだと思います。

では、このような「納得感」や「一体感」を持つためにはどうすればよいのか。今回の分科会の形式がそうであるように、「他者との対話」を通じて得ることができるのかもしれません。