伊丹市職員労働組合のブログ

伊丹市職員労働組合の活動の記録

多田朋孔「地域おこし協力隊の取り組みを通して」(『月刊 自治研2022.9』⑧)

静岡自治研の第7分科会は「まちおこし」です。午前の部では「地域おこしの協力隊の理想と奮闘」というテーマのもと、多田朋孔さんの講演会と事例の報告が予定されています。

多田さんは、地域づくりが上手くいくかどうかの最大のポイントとして、「地域で主体性を持ったリーダー」(30)の存在を挙げています。そして、行政職員は「地域の人たちのサポート役」である一方、「一住民」でもあることから、「自らがリーダーシップをも持って一住民として動くこと」(30)を勧めています。そうすることで、「地域のリーダーになりそうな人が見つかることもある」(30)とも指摘しています。

また、多田さんは「現場主義の目線で地域づくりに取り組んでいただければと思う」(31)とも述べています。この「現場主義」は、伊丹市職員にも求められているものであることから、持続可能な現場主義の地域づくりの実践について、お話を聞いてみたいと思います。